筋肥大と筋力アップ、トレーニング方法の違い

2024年9月27日

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こんにちは池田です。
今回は『筋肥大と筋力アップのトレーニング方法の違い』についてのお話。

筋肥大とは『筋肉量を増やす』ことを指します。
ボディビルなどの魅せる体を作る競技においては筋肥大は必要不可欠です。
ラグビーやサッカーなどのプレイヤー同士の接触のあるコンタクトスポーツでは、骨や関節などを衝撃から守るために、筋肉の鎧として筋肥大させる場合もあります。

筋力アップとは『筋肉が発揮できる力を増やす』ことを指します。
筋力は筋断面積に比例するため、筋肉量が増えれば必然的に筋力も向上する訳ですが、筋力アップにはただ単に筋肉量を増やせば良いという訳ではないんです。
筋肉量の増加により関節可動域を狭めたり、俊敏性などの動作パフォーマンス面でのデメリットが生じる場合もあります。
例に挙げると、野球の清原選手の肉体改造例がイメージしやすいかと思います。
とくにキックボクシングや柔道などの体重別競技、体重が軽い方が有利な競技においては、なるべく体の重量を増やさずに筋力アップを図ることが重要になってきます。

筋肥大を目的としたトレーニング方法は、動作する関節を少なくすることで鍛えたい部位にピンポイントで刺激を与える事を意識します。
筋トレを行っている人であれば、単関節種目と多関節種目といった言葉を聞いたことがあると思います。
単関節種目は1つの関節の動き、多関節種目は2つ以上の関節の動きを要するトレーニング種目を指します。
可動する関節の数が多くなればなるほど、使用される筋肉の部位の数が増えていき、刺激は分散されるため、狙った部位の筋肥大には単関節種目が効果的です。

体全体を動かす複雑動作種目の運動能力の向上を目的とした筋力アップには、多関節種目の高重量×低回数(1セット3〜5回)のトレーニングを取り入れるのが効果的です。
トレーニング中には瞬間的な出力を意識して行うのがポイントです。
筋肉の出力と神経系を鍛えることに重点を置いているため、極力筋肥大を抑えながら筋力アップが図れます。



筋トレは目的に合わせて行うのが重要です。
目的に合わせた筋トレ法をご提案させて頂きますのでお気軽にご質問下さい。

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