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こんにちは池田です。
今回は『神経系を鍛えるトレーニング』についてのお話。
コーディネーショントレーニングとは、神経系に働きかけて運動能力を向上させるトレーニングです。
体の重心を意識してバランスをとりながら複数の動作をしたり、リズムに合わせて動作することでコーディネーション能力(バランス感覚、リズム感、反応速度、 巧緻性)を鍛えることを目的としています。
トレーニング内容としては代表的なものに『縄跳び』が挙げられます。
実はボクサーがトレーニングに縄跳びを取り入れるのには、スタミナ向上の他にコーディネーション能力の向上という目的も含まれています。
コーディネーショントレーニングでは、日常生活やスポーツにおける体の使い方を改善し最適化することで、技術の習得速度や運動パフォーマンスの向上の他にも、怪我につながりにくい体の動かし方を知るというメリットもあります。
怪我をしやすいという人は、特定の関節や筋肉系に負担が集中してしまう体の使い方をしている場合が多いのが特徴です。
一流のスポーツ選手でも、各競技レベルに対応するために無理な体の使い方をして怪我をしてしまうことも。
元々はトップアスリートの育成のために研究・開発されたコーディネーショントレーニングですが、近年では子どもの運動能力向上を目的としておこなわれており、縄跳び以外にも多くの種目が存在します。
コーディネーション能力は5〜12歳までに鍛えることが最も有効とされていますが、それ以降の年齢からでも十分な効果が見込めます。
興味のある方は試してみて下さい。
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